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運動療法について
普段使っていない筋肉に刺激を与え、バランスを整え症状を緩和させていきます
当院で行っている運動療法は、保険治療の一環として行っています。なぜ運動療法を始めたかと言うと、腰、膝、肩の痛みなどは運動不足によって起こる症状だからです。筋力不足により負担がかかりやすくなり、日々の積み重ねにより痛みが発生します。
また、お仕事で長時間イスに座っている方、悪い姿勢で長時間いる方なども、使われる筋力が限られ体のバランスが悪くなり、痛みが出てしまいます。
これらの症状を改善する為に、バランスボール・ストレッチポールなどを使い普段使っていない筋肉に刺激を与え、左右のバランスを整え症状を緩和させていきます。
インナーマッスルは弱い刺激でもトレーニング出来ます!
例えば、立った姿勢で前屈して手が床につかない人がいると思いますが、それは腰部のインナーマッスルを上手く使えていないケースが多く有ります。
腰部のインナーマッスルは姿勢が悪いと萎縮してしまいます。腰部のインナーマッスルが使えないと腰椎(腰の骨)が上手く動かず前屈に制限が出てしまいます。この状態でいると、腰痛などの症状が出てしまいます。
当院では、このような方にはバランスボールをお勧めしています。約1分間骨盤を動かすだけで、手が床に着くようになります。インナーマッスルは弱い刺激でトレーニングが出来るので体に無理なく鍛えられます。他にも手を後ろに回して手が付かない方もTRXやストレッチポールを使い肩甲骨の正しい動きを再現し、周りの筋力トレーニングをする事により肩甲骨の可動域が広くなり肩の動きがスムーズになります。
バランスボール
ストレッチポール
TRXに力を入れています
また、当院で力を入れているTRXは、サスペンションを使い自体重でトレーニングをする道具になります。一点支持の不安定な状態な為、腕、肩などのトレーニングでも体幹を使わないとバランスが崩れてしまいます。一か所を集中的に鍛える事も出来ますが、全身を同時にトレーニングする事が出来ます。
筋力トレーニング以外にも、可動域を広げる運動、リハビリのサポートとして使う事が出来ます。しっかりとトレーニングをしたい方にもお勧めです。
この様に運動し筋肉に刺激を加えるだけで動く範囲が広がり、痛みの原因を根本から治療し、今後の予防にもなります。結果には個人差が有りますが、継続的に定期的にやることにより必ず結果は付いてきます。患者様1人1人に合ったメニューを私達が考えますので、お気軽にご相談、来院下さい。
手技療法だけでなく、運動療法をすることにより根本から治療していきましょう